バーコードの種類一覧
用途から選びやすいよう、代表的な種類をまとめました。
バーコードは大きく「1次元(リニア)」と「2次元(マトリックス)」に分類されます。
縦線の太さと間隔で情報を表現
- 情報量:数字で最大20桁程度
- 読み取り:横方向にスキャン
- 用途:商品管理、物流、在庫
縦横のパターンで情報を表現
- 情報量:数千文字まで格納可能
- 読み取り:カメラで全体を撮影
- 用途:URL、連絡先、決済
「どのバーコードを使えばいいかわからない」という方は、以下の表を参考にしてください。
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 商品販売(小売) | JAN(EAN-13) | POSレジで標準対応、消費者に馴染みがある |
| 物流・配送 | Code128 / GS1-128 | 英数字対応、業界標準として普及 |
| 資産・備品管理 | Code39 | シンプルで古い機器でも読み取り可能 |
| 書籍 | ISBN | 国際標準、図書館・書店で必須 |
| URL・情報共有 | QRコード | スマホで簡単に読み取り、情報量が多い |
| 段ボール・外装 | ITF-14 | 印刷品質が低くても読み取りやすい |
| イベント・チケット | QRコード | スマホ表示可能、偽造防止にも有効 |
| 社内システム連携 | Code128 | 柔軟な文字種、システム間で統一しやすい |
バーコードの誕生
バーコードの概念は1948年にアメリカで考案されました。1974年、オハイオ州のスーパーマーケットで初めてUPCバーコードが商用利用され、これが現代のバーコードシステムの始まりとなりました。
日本での普及
日本では1978年にJANコード(Japanese Article Number)が制定され、流通業界を中心に急速に普及しました。現在では、ほぼすべての小売商品にJANコードが付与されています。
標準化組織
- GS1(旧EAN International): 国際的なバーコード標準を管理。JANコードもGS1の一部
- GS1 Japan: 日本国内のJANコード・GS1標準を管理する組織
- ISO: Code128、Code39などの国際規格を制定
QRコードの登場
1994年、日本のデンソーウェーブがQRコードを開発しました。当初は自動車部品の管理用でしたが、スマートフォンの普及により、現在では決済や情報共有など幅広い用途で使われています。
Q. どのバーコードを選べばいいですか?
用途によって異なります。商品販売ならJAN、物流ならCode128、URL共有ならQRコードが一般的です。上の「用途別おすすめ」表を参考にしてください。
Q. JANコードは勝手に作っていいですか?
形式上は作成可能ですが、正式に商品に使用する場合はGS1 Japanへの事業者登録が必要です。社内管理用途であれば登録なしで使用できます。
Q. QRコードとバーコードの違いは?
一般的に「バーコード」は1次元(縦線)を指し、QRコードは2次元(マトリックス)です。QRコードは情報量が多く、日本語も格納できます。
Q. 読み取り機器は共通で使えますか?
1次元バーコード(JAN、Code128等)は多くのスキャナーで共通して読み取れます。QRコードはカメラ式のスキャナーまたはスマートフォンが必要です。
Q. バーコードの印刷サイズに決まりはありますか?
規格ごとに推奨サイズがあります。一般的に、バーの最小幅は0.19mm以上、高さはバーコード幅の15%以上が推奨されます。
Q. 色付きのバーコードは読み取れますか?
基本的に黒バー+白背景が最も読み取りやすいです。濃い色のバー+薄い色の背景であれば読み取れる場合もありますが、推奨しません。