個人事業主向け 2026年5月23日更新 約9分で読めます

バーコード作成 個人事業主ガイド

個人事業主が商品バーコードを作る時は、先に「販売先で正式なJANコードが必要か」「社内管理だけか」を分けます。無料ツールで画像は作れますが、商品流通で使える番号かどうかは別に確認が必要です。

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主な対象 個人事業主、小規模ブランド、ネットショップ運営者
判断軸 販売先、正式登録、社内管理、印刷品質
使い分け JANコード / Code128 / ISBN / QRコード

先に結論:販売先がJANを求めるなら登録確認が先

個人事業主でもバーコード画像は無料で作成できます。ただし、商品を小売店、卸先、Amazonや楽天などの外部モールに出す場合は、画像を作る前に「正式なJANコードやGTINが必要か」を確認します。JANコードは見た目が13桁の数字であればよい、というものではありません。

自社サイトだけで販売する商品、発送ラベル、棚卸し、備品管理、イベント管理であれば、登録済みJANではなくCode128などの社内管理コードで十分なケースがあります。目的を分けずに任意の数字をJANとして印刷すると、取引先で登録できない、別の商品と重複する、POSレジで読み取れても商品マスタに紐づかない、という問題が起きます。

外部流通:JAN/GTINを確認 自社販売:販売先要件を確認 社内管理:Code128が実用的
個人事業主がJANコード、社内管理コード、印刷テストを確認する流れ
個人事業主のバーコード作成では、販売先の要件、正式な番号管理、印刷前の読み取りテストを順番に確認します。

個人事業主のバーコード判断表

まずは用途ごとに、必要なコードの種類と作成前の確認点を分けます。迷った時は、バーコードの見た目ではなく「どの販売先やシステムが読むか」を基準にしてください。

利用シーン おすすめ形式 作成前に確認すること 無料ツールの使い方
小売店・卸先へ商品を出す JAN(GTIN) GS1事業者コード、商品ごとの番号、取引先の登録ルール 登録済み番号を入力してバーコード画像を作成
Amazon・楽天などへ出品する JAN(必要な場合) 出品カテゴリごとの製品コード要件 正式番号を確認後、JAN画像を作成
自社サイトだけで販売する JANまたは社内コード 今後の卸販売、在庫管理、ラベル運用の予定 必要に応じてJAN、Code128、QRを使い分け
在庫・発送・備品管理 Code128 既存の管理番号、桁数、英数字の有無 管理番号をそのまま入力して作成
書籍・同人誌を扱う ISBN ISBNの発行状況、書店流通の要件 ISBN番号を入力して書籍用バーコードを作成

商品バーコード作成の手順

1
販売先の要件を確認する 小売店、卸先、ECモールがJANコードやGTINを求めるか確認します。
2
番号の管理方法を決める 商品ごと、容量違い、色違い、セット商品ごとに番号を分けるか整理します。
3
バーコード形式を選ぶ 正式販売ならJAN、社内管理ならCode128、書籍ならISBNを選びます。
4
実物ラベルで読み取りテストする 印刷サイズ、余白、色、素材、スキャナーとの相性を本番前に確認します。

個人事業主がJANコードを使う場合

JANコードは、日本の商品流通で広く使われる商品識別コードです。小売店のPOSレジ、卸先の商品登録、ECモールの商品ページなどで求められることがあります。個人事業主や小規模ブランドでも、商品を外部流通に乗せる場合はJANコードの要否を先に確認すると、後からラベルを作り直すリスクを減らせます。

正式なJANコードを利用する場合は、GS1 Japanの案内に従ってGS1事業者コードや商品識別コードの管理方法を確認してください。本站の JANコード作成ツール は、13桁または12桁入力からバーコード画像を作成できますが、番号の公式登録や商品コードの発行を代行するものではありません。

  • 商品名、容量、色、セット内容が違う商品は別番号が必要になる場合がある
  • 取引先指定のラベルサイズや余白がある場合は先に確認する
  • 12桁だけ入力する場合はチェックデジットを自動計算できる
  • 本番印刷前にPOSレジやスキャナーで読み取り確認する

ネットショップ販売だけなら何を確認する?

自社ECだけで販売し、倉庫や配送も自分で管理するなら、JANコードが必須でないケースがあります。ただし、将来的に卸販売、実店舗販売、モール出品、物流代行を使う予定があるなら、最初から商品番号の設計を整理しておく方が安全です。

Amazonや楽天などの外部モールでは、カテゴリや商品状態によって製品コードの扱いが変わることがあります。出品画面に商品コード、JAN、GTIN、製品IDなどの入力欄がある場合は、モール側の最新ヘルプを確認してからバーコードを作成してください。任意の数字を入れて商品ラベルを印刷すると、後で出品審査や商品統合で問題になることがあります。

自社ECのみ:在庫番号としてCode128を使える場合がある
モール出品:カテゴリごとの製品コード要件を確認
卸販売予定:JAN/GTINの準備を早めに検討
実店舗販売予定:POS登録と印刷品質をテスト

社内管理・発送ラベルならCode128が扱いやすい

棚卸し、発送ラベル、備品番号、ロット番号、伝票番号など、外部流通の商品識別ではない用途なら、JANではなくCode128を選ぶと運用しやすいです。Code128は英数字やハイフンを扱えるため、既存の管理番号をそのままバーコード化できます。

たとえば「HANDMADE-001」「SHIP-2026-0001」「STOCK-A-15」のような番号はJANコードには向きません。Code128 / Code39 作成ツール なら、こうした英数字の管理コードをブラウザ内で生成し、PNGやSVGで保存できます。

ラベル印刷で失敗しない確認点

バーコードは画面で正しく見えても、印刷後に読めないことがあります。個人事業主の場合、家庭用プリンター、ラベルシール、外注印刷を使い分けることが多いため、最初の小ロットで必ず読み取りテストを行ってください。

確認項目 目安 失敗例
余白 左右に十分な白地を残す バーの直前までデザインを入れて読み取り不安定
黒バー、白背景が基本 淡い色や柄背景でスキャナーが認識しない
縦横比 画像を引き伸ばさない Excelやデザインソフトで横だけ縮める
形式 印刷はSVGまたは高解像度PNG 低解像度画像を拡大してバーがにじむ
実機確認 使うPOSレジやスキャナーで読む スマホでは読めるが店舗スキャナーでは読めない

個人事業主がやりがちな失敗

任意の13桁をJANとして使う
見た目は作れても、正式流通で使える番号とは限りません。
商品バリエーションを同じ番号にする
容量、色、セット内容が違う商品は管理上分ける必要が出ることがあります。
印刷テストをせずに大量発注する
ラベル素材や印刷濃度で読み取りに失敗することがあります。
社内管理番号と販売用JANを混同する
倉庫用コードと商品流通用コードは役割を分けると安全です。

確認しておきたい公式情報

JANコードやGTINを正式な商品流通で使う場合は、必ずGS1 Japanや販売先の最新情報を確認してください。本站ではバーコード画像を無料で作成できますが、登録番号の発行、権利確認、出品審査の代行は行いません。

FAQ

Q. 個人事業主でもJANコードを取得できますか?

個人事業主でも、GS1 Japanの案内に従って申請できる場合があります。正式な小売流通や取引先指定がある商品では、登録済みのGS1事業者コードと商品ごとのGTIN管理を確認してからバーコード画像を作成します。

Q. 無料ツールで作ったJANコードを商品に使えますか?

無料ツールでは形式上正しいJANバーコード画像を作成できます。ただし、正式販売で使える番号かどうかは別問題です。登録済み番号や取引先ルールを確認してから印刷してください。

Q. ネットショップだけならバーコードは必要ですか?

自社サイト販売だけなら必須でない場合があります。Amazon、楽天、卸先、小売店など外部流通へ出す場合はJANコードやGTINを求められることがあるため、出品先の要件を先に確認します。

Q. 社内管理用のバーコードはJANで作るべきですか?

社内の在庫、棚番、発送ラベルだけならJANにこだわる必要はありません。英数字も使えるCode128の方が、既存の管理番号をバーコード化しやすいケースが多いです。

Q. バーコードをExcelに貼り付けてラベル印刷できますか?

できます。PNGやSVGをExcelに挿入して使えます。印刷時は縦横比を崩さず、余白を残し、実際のスキャナーで読み取りテストをしてください。